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フローリング劣化リペア

今回は、「掃き出し窓際のフローリング劣化補修」についてお届けします。紫外線や結露による水分に晒されて、掃き出し窓付近のフローリングがボロボロになってしまっていました。よくある症状です。

何年も前のフローリングのため、同じ製品はもう製造されていません。似たようなフローリングで部分的に張り替えたとしても、どうしても色味の差や、僅かな幅の違い、段差が生じてしまいます。

そういう場合こそ、リペアでの再生が重宝されます!大掛かりなフローリングの張替え工事よりも、時間・コスト・廃棄物の点からも大きなメリットを生みます。勿論仕上がりのクオリティは職人の腕とセンス次第ですが…そこは所長としての威厳を保つ為にも良いとこ見せます!(1人での作業でしたが。)

劣化が酷い部分、特にフローリングの表面が基材から剥離してしまっている部分は除去します。その上で脆くなった下地を浸透性の高い樹脂で固め、目止めを施し、成形を兼ねたパテ処理を行います。

リペア作業はどんな場合でも下処理が重要です。色を完璧に合わせても、下処理を怠っていると、耐久性や仕上がりのクオリティに大きな差が出ます。コストパフォーマンス重視の現場であっても、下処理に手を抜くことはできません!

成形まで終わってしまえば、あとは色彩のセンスと塗装技術の腕前の見せどころ。黒シミなどの劣化の名残が少しぐらいあったとしても、センス良く塗装を施せば、傷みのないところと同じように良い感じに仕上げることができます。やみくもにシミなどの劣化を隠そうとすれば、木目も塗りつぶして木の質感さえもなくなってしまいます。

今回は早い段階で良い色になってくれました。(下処理ちゃんとしておいて良かった〜)

全体的な色味も馴染んでいます。

艶も良い感じです。

艶・質感、完璧です!威厳は保てたはず!です…

作業時間は3時間半。

乾燥を待つ間に、周辺の気になる傷も治して作業終了しました。

エイッチ工芸では、ご予算や工期に応じて様々な方法を提示し、お客様のニーズにお応えします。

補修ならではのリスクも存在しますが、しっかりとご説明させていただきご理解いただいた上での作業を心掛け、費用に見合った期待以上の「感動の仕上がり」を目指して、日々取り組んでいます!

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