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コンクリート擁壁クラックリペア

こんにちは。

エイッチ工芸神戸営業所 大石です。

弊社は、住宅建材の「リペア・再生」をメインの業務としていますが、「repair anything」を合言葉に、色々な素材の補修にチャレンジしています。

対応できないと思われている事案をあらゆる角度から考え、リペア・再生できるようにする技術を備えていることが弊社の強みでもあります。同時に、多くの職人が多能工となるように、技術の研鑚のための研修を実施していることもその点に大きく寄与しています。

さて今回はコンクリート擁壁のリペアをしました。

洗浄→接着材注入→パテ形成、塗装という3日間工程で作業を行いました。

外部の作業でしたので、連続した天気の良い日を狙い作業を行いました!

天気は快晴です。排水用の孔からクラックが入ってしまい擁壁の縦方向に全周にヒビが入ってしまっています。多少のクラックは全体にあるのですが、ここまで大きくなると目立ってしまい、見栄えも悪いですね。

まずは洗浄を行いました。高圧洗浄機とスチームクリーナーを使い洗浄していきます。全ての作業の最初の洗浄作業は基本中の基本です。今回は外部ということもあり、念入りに洗浄作業を行いました。

水分を含んだコンクリートを十分に乾燥させたのち、ひび割れ補修用の専用エポキシ接着剤をクラックの中に入れ込んで行きます。この時に、割れている中に十分に行き渡らせるように注入していかないといけません。しっかり注入を行った後は硬化待ちです!

吹き出さないようにシールをして、じっくりと圧力をかけて注入します
翌日、減っているのを確認して、注入完了
硬化を確認後、表面にパテ形成を行います

表面を平滑にしてから塗装にかかります。

プライマー→疎水剤→色→疎水剤

という順に塗装します。

まずはプライマーを塗ります

均等に塗装して行き、塗料を垂らさないように塗っていきます。

ローラー刷毛を使い塗装を行います

乾燥、塗装の繰り返しで完成です!

これが打放しコンクリートなどでしたら、さらにそれらしい模様もつけて行きます。今回は擁壁なのでそこまでの作業はありません。

最終は養生をとり、掃除して完了です。

今回の現場は山の上で風が強く、ブルーシートが吹き飛んで行く時もありましたが、大自然に囲まれながらの作業も悪くなかったです。

エイッチ工芸では、RCのコーティングも行っていますので、リペアと合わせて、是非ご相談ください!

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