こんにちは!
エイッチ工芸京都営業所の黄前(オウマエ)です。
本日は外壁・金属サイディングの凹み傷をリペアさせて頂きました。
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さて、金属サイディングは軽くて断熱性にも優れているなどメリットは多々あるのですが、傷がつきやすいというデメリットもあります。今回の傷も浅く小さく見えますが、意外と広い範囲で凹んでいたりします。
さらに今回リペア難度をあげているのが、表面に凹凸模様がある為にパテを埋めて平らにしたら良いだけではないという点です。この模様の再現が中途半端だとリペアしてもやはりそこに目が行ってしまうので、どこをリペアしたのかをわからないようにするためにその再現に注力しました。
まずは、パテを充填しある程度フラットに。
やっぱり見た目より大きく埋めないといけないんですよね。
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一つ一つの模様の大きさに気を付けながら…凹凸デザインをスケッチ。
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すでにお気づきかと思いますが、パテを埋めた範囲がずいぶん大きくなりました。実際にはこれだけの凹み(歪み)が生じていたんですね。
スケッチに合わせ、ルーターで彫り込み作業。彫り込み深さを均一にしながら注意深く彫り込みます。
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調色で色と艶を完全に一致させてから、部分塗装作業。
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調色作業をそこそこにしてぼかし塗装でなじませようとすると、時間が経ったときに着色した箇所だけ、艶が落ちたり、シミのように見えたりするので、丁寧に色合わせをします。
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色・艶・質感とすべてのポイントで難度高めの仕事でしたが、お客様に喜んで頂いて欲しい思いでリペアしました。
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仕上がりをご覧になられたお客様には喜んで頂けたのでほっとしました。
お客様に喜んで頂いた瞬間が最高の一瞬です!
エイッチ工芸は、神戸・姫路・大阪・岡山・京都で事業所展開をしています。また、室内・室外問わず、木材・石材・金属・皮革・プラスチックと素材を問わずリペア作業展開中です。
どうぞよろしくお願いいたします!